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    隆司の上海便り、Vol.1 Messages へ

今、私は上海で中国国産初の特撮物の制作に従事しております。

山も丘もない、だだっ広い上海。
揚子江から流れ出る大蛇の様な曲がりくねった、茶色い河が流れる街、上海。
膨大な数のビル群、日本のバブル時期をも彷彿とさせる景気。

あまりの変化の流れに付いて行けないのはこのバブルその物を作り出してしまった人々なのだ。明日を信じるよりは 今を実感する事の方が大切であり、信じられる。
これが上海に住む人々の本音だという事を感じた。

逆に言えば一般庶民の足元まではこのバブル景気の波は到達していないのだろう、ただ、昔とは違って日銭が儲けら れる様になった。と感じる程度だろう。

中国の方はまだまだ自分が旗あを上げよう、と言う気持ち、ノウハウを持ち合わせていない。その日その日の生活費 が稼げればいい、その方が楽なのかも知れない。
しかし、独立して業を起こす時代ももうすぐ其処まで来ているとは思う。

バブルの根源は建設業だと思う。
今はその現場で働いていれば昔より生活が楽になる。
中国人はそのレベルでの職業しか与えられていないのも事実だ。
なぜなら今のバブルの資金源、ビジネス源は外国資本だからだ。

日本を初め、外国はなぜ人々のレベルでの世界観を報道しないのだろうか?
自分の足で上海に降り立って初めて真の上海、中国の一部を見る事が出来た。
次回からは私が見た中国の人々を紹介しながら、撮影の話をご紹介したいと思います。
3月23日
本多 隆司